こんにちは、KAZ（@kaz_lifesurf）です。
近年になってから話題になってきた退職代行サービス。
実際に代行を依頼するとどのくらいの金額が掛かるのか気になっている方も多いのではないかと思います。
この記事では退職代行の金額の相場、業者によるサービス内容の違い、そして最もおすすめ出来る代行会社を3つご紹介しています。
まず先に結論となりますが、退職代行サービスの金額についてまとめると以下の3つのことが言えると思います。
退職代行の金額まとめ
- 金額の相場は20,000～50,000円ほど
- 業者によってサービス内容と料金が違う
- 労働組合が運営するサービスがおすすめ
上記の詳細については記事の方で触れていきますね。
この記事を読むことで退職代行サービスの金額について詳しく知ることが出来るはずですよ。
それでは始めていきましょう。
退職代行の金額／そもそも退職代行サービスとは？
まずは退職代行サービスがそもそもどのようなものなのか見ていきましょう。
退職代行サービスとは、「自身の代わりとなって会社側に仕事を辞める意思を伝えてくれる」サービスとなります。
入社したばかりで退職の意思を伝えにくい、会社を辞めたいが辞めさせてくれないなど、自身から退職する旨を会社に言いにくい方が主に利用するサービスとなります。
退職代行を会社と自身の間に挟むことにより、依頼したその日から会社へ出勤する必要がなくなることから近年、注目が集まってきているサービスです。
退職代行サービスは運営母体となる業者によって料金やサービスが大きく異なります。
単に退職するのみならず、自身が理想とする円満退社に向けて対応をお願いしたい場合は業者選びが重要となりますので、本記事で詳しく解説していきますね。
退職代行の金額／業者による料金相場とサービス内容の違い
ここからは退職代行サービスの業者による料金相場とサービス内容の違いについて見ていきます。
退職代行には大きく分けて民間企業、労働組合、そして弁護士法人が運営する3つのサービスが存在します。
どの業者が運営するかによって金額やサービス内容が大きく異なりますが、簡単に解説すると以下のようになります。
| 運営会社 | 料金相場 | 会社への連絡 | 会社との交渉 | 訴訟時の対応 |
| ①民間企業 | 10,000～25,000円 | 〇 | × | × |
| ②労働組合 | 20,000～30,000円 | 〇 | 〇 | × |
| ③弁護士法人 | 40,000～60,000円 | 〇 | 〇 | 〇 |
どの業者が退職代行を運営しているかによって掛かる料金と出来ること・出来ることが異なってきます。
ここからはそれぞれの業者の違いについて見ていきましょう。
①民間企業
まず1つ目となりますが、民間企業が運営する退職代行サービスです。
民間企業が運営する退職代行とは、利用者から依頼があってから会社側に退職の意思を伝えることのみを行う業者となります。
本人の代わりとなって会社側に退職の意思を伝え、有給消化などの希望条件を会社側に伝達するのみを行います。
あくまで会社側に本人の代わりとなって意思を伝えるだけに留まるため、有給消化したい、残業代の支払いをして欲しい、といった交渉は出来ません。
利用できるサービス内容に限りがあるため、退職代行サービスの中でも相場が10,000～25,000円とかなりお手頃な金額で利用できるのが魅力です。
「入社してまだ1ヶ月しか経っていないけどもう辞めたい」など、早期の退職を希望する際にはおすすめの退職代行サービスとなります。
②労働組合（ユニオン）
そして2つ目となりますが、労働組合（ユニオン）が運営する退職代行サービスです。
労働組合が運営する退職代行とは、本人の代わりとなって会社側に退職の意思を伝えるのみならず、有給消化や残業代の支払いといった交渉も出来る業者となります。
労働組合は民間企業が持たない団体交渉権を保有しており、退職時における交渉を代理で行うことが出来るため、依頼者が求める理想の形での円満退社を目指しやすいのが特徴です。
一般的に退職代行として世の中にある多くは、この労働組合が運営するサービスとなります。
民間企業が運営する退職代行に比べて金額的に割高になるものの、サービス内容が充実しており、かつ相場としては20,000～30,000円で利用できるものが多いことから人気のサービスとなっています。
ある程度の勤務期間があり、「会社を辞めたいけど有給消化や残業代の支払いもして欲しい」など、自身の理想の形で仕事を辞めたい方におすすめ出来る退職代行サービスとなります。
③弁護士法人
そして3つ目となりますが、弁護士法人が運営する退職代行サービスです。
弁護士法人が運営する退職代行サービスとは会社への連絡と交渉に加え、万が一、損害賠償請求など訴訟に発展した場合に対処することが出来る業者となります。
弁護士資格を持つことで具体的な退職日の調整、未払いの給与についての交渉、会社から損害賠償で訴訟を起こされた際の対応など、退職代行サービスの中でも最も大きな裁量権を持つ業者となります。
また、会社側で辞めさせないと言ってきた場合であっても、最終手段として裁判を起こしてでも退職を実現することが可能となるため、退職に失敗する心配がないのが特徴です。
民間企業や労働組合が運営する退職代行サービスと比較しても、金額の相場は40,000～60,000円と最も高くなりますが、法に沿って理想に近い形で確実に退職できるのが魅力です。
「パワハラやハラスメントを受けていた」「上司に慰謝料の請求をして欲しい」「会社から損害賠償の請求を受ける可能性ある」など、かなり深刻な状況で退職を検討されている方であれば、かなりおすすめ出来る退職代行サービスとなります。
退職代行の金額／【結論】労働組合の退職代行サービスがおすすめ
ここからは数ある中でもおすすめ出来る退職代行サービス3社についてご紹介していきます。
まず先に結論となりますが、労働組合が運営する退職代行がサービス内容から最もコスパが良く、おすすめです。
そして、労働組合が運営する退職代行サービスの中で最もおすすめ出来るのは以下の3社となります。
おすすめの退職代行サービス3社
それぞれ詳しく見ていきましょう。
①退職代行モームリ
まず1つ目となりますが、退職代行モームリです。
退職代行モームリは労働組合が運営するサービスです。
神奈川県労働委員会の審査に合格した『労働環境改善組合』と提携し、退職時に会社側と交渉を行うことが出来るのが強みであり、退職成功率はなんと100％となっています。
退職代行の中でも格安の料金で利用できるのが特徴であり、特にアルバイトの利用者であれば12,000円の破格料金で代行サービスを依頼することが出来ます。
様々な利用者を想定した豊富な支払い方法に用意しており、退職後の転職サポートに至るまで追加料金なしで利用できるため、労働組合が運営する退職代行サービスでかつ格安の料金で利用したい方におすすめ出来ます。
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②退職代行SARABA
そして2つ目となりますが、退職代行SARABAです。
退職代行SARABAは福岡県田川郡香春町に本社を置く株式会社スムリエが運営するサービスです。
職歴に関係なく即日で退職可能、100％返金保証などで話題になり、「とくダネ！」「日経新聞」「SPA」などの大手メディアに取り上げられたことでその知名度が広がったことで知られています。
メディアへの露出により、急激にその存在が知られるようになった退職代行サービスであり、格安の料金帯で転職サポートを含めたサービスをすべて受けることが出来ます。
担当者のレスポンスが非常に速いことでも知られ、24時間365日対応を行っているため、至急で退職代行を依頼したい方には特におすすめ出来ます。
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③退職代行ニコイチ
そして3つ目となりますが、退職代行ニコイチです。
退職代行ニコイチは創業17年と同業界の中で最も老舗として知られる代行サービスです。
長い歴史の中で積み上げた実績・ノウハウが特徴であり、安全・安心に退職できることから同サービスを継続的に利用するリピーターもいるほどです。
利用者数約38,000人と退職代行の中でも圧倒的な実績を誇り、利用者向けの退職届テンプレートの無料提供や2ヶ月間のアフターフォローなど手厚いサービスとして知られています。
退職代行サービスを利用する上で実績があり、アフターフォローもしっかりしているサービスを利用した方であれば、退職代行ニコイチは安心して利用することが出来るでしょう。
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退職代行の金額／まとめ
本記事では退職代行の金額について見てきました。
ここであらためて退職代行サービスの金額についてまとめておきます。
退職代行の金額まとめ
- 金額の相場は20,000～50,000円ほど
- 業者によってサービス内容と料金が違う
- 労働組合が運営するサービスがおすすめ
退職代行は運営会社と利用できるサービス内容によって金額が大きく異なります。
民間企業であれば料金が安いものの、会社側と退職時における交渉が出来ないことで依頼者が希望する円満退社を実現できない可能性があります。
弁護士法人が運営する退職代行サービスであれば強い裁量権で理想の退職を実現出来ますが、かなり高額となってしまう点はやはりデメリットと言えるでしょう。
やはり、退職代行を利用するのであればやはり労働組合が運営するサービスがおすすめであり、数々の退職依頼を成功に導いてきた実績のあるサービスがあるため、退職を考えている方は利用すると良いでしょう。