英語学習

English Journalの勉強法【英語】おすすめ(解説)

ジェシカ
English Journalってどうやって勉強したら良いの?良い勉強方法があったら教えて!

こんにちは、KAZ(@kaz_lifesurf)です。

英語雑誌のEnglish Journalの勉強法がイマイチわからない、という方が意外に多いかと思います。

この記事では、実際にEnglish Journalを購読したことがある僕の体験談をもとに本誌の効果的な勉強法について解説しています。

まず先に結論となりますが、English Journalのおすすめの勉強法としては以下がおすすめです。

おすすめの勉強法

  • 基本は聞き流し用教材として活用(多聴)
  • わからなかった部分を確認・学習
  • 再度リスニング学習にコミット

上記の詳細については記事の方で触れていきますね。

この記事を読むことでEnglish Journalの効果的な勉強法がよくわかるはずですよ。

それでは早速始めていきましょう。

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ENGLISH JOURNAL (イングリッシュジャーナル) - 英語学習・英語リスニングのための月刊誌

English Journalの勉強法/そもそもどんな英語雑誌?

English Journalの勉強法/そもそもどんな英語雑誌?

まずはEnglish Journalがどのような英語雑誌なのか、簡単に解説だけしておきましょう。

English Journal(イングリッシュジャーナル)とは、国内において英語学習者向けの教材の出版社として知られるアルクより発行されている月刊誌です。

初版発行は1971年とその歴史は古く、英語のリスニング用の王道の教材として長年支持され続けている稀有な教材です。

本雑誌は冊子+音声素材というシンプルな内容で構成されており、初版の発行当初はカセットテープを用いての音声を提供を行っていましたが、その後にCD媒体を移行、現在では音声ダウンロードとそのスタイルも時代に合わせて変化してきました。

最初はカセットテープだった

English Journalを大きな特徴の1つとしては、扱っている素材がネイティブの生の音声であることです。

ネイティブの容赦のないナチュラルスピードの英語に触れながら本物の英語力を身に付けることをその学習コンセプトとしているため、教材用としては加工された一般的な英語教材とはその性質は大きく異なっています。

また、English Journalは単に英語学習用としての用途のみならず、最新の文学、映画、エンターテインメントなど読み物としても楽しめる側面もあるため、楽しみながら英語を勉強したい方にもおすすめ出来る教材です。

English Journalは月に1回発行される月刊誌であるため、毎回扱っている学習コンテンツが変わりますが、その大枠としてはある程度共通した部分があり、主に以下のような内容となっています。

English Journalの基本的な内容

・その号独自の特集や読み物

・英語学習者向けのコンテンツ

・著名人のインタビュー2~3本

・BBCニュース3本

・その他の学習コンテンツ

それぞれを詳しく見ていきます。

*本記事では2020年3月号のEnglish Journalをもとに解説しています。

①その号独自の特集や読み物

English Journalの学習コンテンツの1つ目となるのが、その号独自の特集や読み物です。

English Journalは英語学習用の教材でありながらも、実は普通の雑誌としての色合いも強く、毎回様々なテーマや特集を扱っています。

最新の洋画に関する話題、在日外国人の目線から見た日本の姿、最近の海外の文学作品など、実に様々な内容を取り上げており、英語を通して文化的な知見を広げられるコンテンツとなっているのが特徴です。

最新の映画情報を取り上げている

また前述の通り、扱うコンテンツは毎号内容が変わるため、同じものがないことで興味を持って読み続けられるのが魅力であり、英語のみならず文化的な知識が身に付けることで英語学習へのモチベーションアップにも繋げることが出来ます。

文化的に知見を得られるコンテンツが満載

記事全体としては英語と日本語の両方で書かれていることが多いのですが、その号によっては英語もしくは日本語だけのこともあります。

また、内容によっては音声素材が別途用意されていることもあるので、読みながらも同時にリスニング学習も出来る内容となっています。

②英語学習者向けのコンテンツ

English Journalの学習コンテンツの2つ目となるのが、英語学習者向けのコンテンツです。

このコンテンツは英語に関する様々な疑問について解説しているもので、単語や文法など、より英語学習者向けの色合いが強い内容となっています。

例えば、2020年3月号のEnglish Journalでは冠詞の「a」や「the」の使い方について、通常の文法書では解説していない一歩踏み込んだレベルで解説しています。

学習者向けコンテンツも充実

文法的な側面のみならず、ネイティブがどう使っているのか、どう感じているのか、例文をもとに具体的に解説されているので、英語上級者の方でも知らない内容が多いのではないかと思います。

解説がとにかくわかりやすい

また、上記コンテンツに加えて別途テストも用意されているため、学習した内容を理解できているか確認することが出来ます。

このパートで扱う学習内容は毎回異なり、号によっては文法に特化した内容であったり、また英検1級など資格試験に特化した内容であったり、その内容は実に様々です。

English Journalはエンタメ要素を含む雑誌としての側面がありながらも、英語教材としての役割もしっかりこなしているわけですね。

③著名人のインタビュー2~3本

English Journalの学習コンテンツの3つ目となりますが、著名人のインタビューです。

著名人のインタビューはEnglish Journalのメインコンテンツとなる部分であり、歌手、俳優、実業者、コメディアン、科学者、スポーツ選手など世界的に有名な著名人に直接インタビューを行った様子が収録された内容となっています。

著名人のインタビューが音声で聞ける

僕が知る限り、English Journalの号のよって収録本数には多少の変動はあるものの、1号あたり2~3名の著名人のインタビューの収録しており、音声とその全文が英文スクリプトとして用意されています。

インタビュー記事の英文スクリプト

インタビューに登場する著名人によっては、そのリスニングの難易度も大きく変わり、発音が明瞭でハッキリ発音する人がいる一方、かなり不明瞭で独自のアクセントで話す人もいたり、言い直しや言い換えが多くて英文が途切れ途切れだったり、実にその内容は様々です。

ここが一般的な教材とは大きく異なる部分であり、English Journalは英語のネイティブスピーカーが自然なイントネーションとスピードで話しているため、リスニング学習用の教材としては最高の品質と言えるでしょう。

④BBCニュース3本

English Journalの学習コンテンツの4つ目となりますが、BBCニュースです。

BBCニュースとは、イギリスにおいて英国放送協会(BBC)が製作する報道番組のことであり、政治、経済、社会、テクノロジー、化学、ヘルス、スポーツ、エンターテインメントなど様々なジャンル、地域を含んで報道する国際的ニュースとして知られています。

イギリス発の国際ニュースでリスニング学習が出来る

English Journalでは、このBBCで実際に報道された最新のニュース3本を毎号厳選して収録しており、現場で報道するレポーターによる生の音声とその英文スクリプトをもとに学習することが出来ます。

BBCニュースの大きな特徴としては、イギリス英語であることです。

日本人にも馴染みのあるアメリカ英語とは異なり、イギリス英語独自の高低差と緩急があるブリティッシュアクセントは初めて耳にする人にとっては恐らくかなり衝撃を受けるはずです。

ジャンルを問わず様々なトピックを扱っている

ちなみに僕がイギリス英語を初めて聞いたのもEnglish Journalでしたが、最初のころは本当に何を言っているのか全然聞き取れなくてかなり苦労しました;^^

BBCニュースは前述の著名人のインタビューとは異なり、レポーターがあらかじめ決められた筋書きとスクリプトのもとで英文を読み上げるため、英文自体も比較的整っているものが多く、音読やシャドウイングといった学習に向いています。

⑤その他の学習コンテンツ

English Journalの学習コンテンツの5つ目となりますが、その他の学習コンテンツです。

Englishジャーナルは著名人のインタビューとBBCニュースの2つがメインの学習コンテンツとなることは既に解説した通りですが、それ以外にも本誌後半で毎回独自の学習コンテンツを扱っている場合が多いです。

学習者向けの付属コンテンツが充実

例えば、2020年3月号のEnglish Journalでは日常英会話表現の瞬間英作文の練習コーナーや翻訳や通訳などプロの現場での裏話を扱ったコラム、非ネイティブ外国人による様々な英語、また英作文の練習コーナーなどの内容が扱われています。

語学のプロフェッショナルによるコラムも読める

どちらかと言えば、本誌前半に登場した特集や読み物、学習者向けのコンテンツに近いかもしれませんね。

あくまでも付録的なコンテンツという意味合いが強いので、毎回その扱う内容も異なり、飽きずに学習することが出来ます。

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English Journalの勉強法/おすすめの勉強方法

ここからはEnglish Journalを活用したおすすめの勉強法について解説していきたいと思います。

基本的には好きなように勉強してもらうのが一番良いと思うのですが、僕が実際にEnglish Journalを使って取り組んできた中で、

こうやって勉強したらかなり効率が良いな

と感じたやり方になりますので、ぜひ参考にしていただければと思います。

①聞き流し学習でリスニング量を稼ぐ

English Journalのおすすめの勉強法のまず1つ目が、基本的には聞き流し学習でリスニング量を稼ぐことです。

すでに解説した通り、English Journalではネイティブが話す自然な英語をもとに、その音声と英文スクリプトで構成される内容となっていますが、よく見てみると通常の英語教材のように整った英文で記載されているわけではありません。

例えば、本誌のメインコンテンツであるインタビューでは人によっては言い直し、言い換えが多く、その人独自の表現の癖、またネイティブであっても文法的にも間違っている場合もあり、音読やシャドウイングといった学習には向いていません。

シャドウイングや音読には向いていない

ネイティブの本物の音声を扱っているというのは本誌の大きなメリットなのですが、インタビューに登場する人によっては不明瞭な英語で発音したり、スクリプトも崩れた英文であることで、効果的に取り組める勉強方法を限定してしまうというデメリットでもあります。

以上を踏まえると、English Journalは聞き流し学習としてリスニング量を稼ぐことに特化して取り組むのが最も効果的に学習できる、ということになります。

やはり本物のネイティブの声を収録しているのであれば、とことんその音声に向き合って耳を鍛えることにコミットした方がEnglish Journalをフルに活かすことが出来るからです。

僕がリスニング学習で愛用しているiPod touch

本誌の音声は約45~50分程度で1周することが出来ますので、通勤時間などのすき間時間を活用することで1日1周は聞くことが出来ますし、これを毎日続けると1ヵ月で約30周、約29~30時間と相当のリスニング量を稼ぐことが可能となります。

English Journalはとにかく聞いて、聞いて、聞きまくるべきリスニング教材であることはもはや疑いの余地がありません。

②わからなかった部分を確認・学習する

English Journalのおすすめの勉強法のまず2つ目が、聞き流し学習でわからなかった部分を確認・学習することです。

English Journalは前述の聞き流し学習があくまで基本です。

しかし、何度音声を聞いても、どうしてもわからない部分、聞き取れない部分というのがあります。

そのため、音声だけではなく、わからない部分を英文を実際に見ながら確認する作業が必要になってくるわけです。

今の私の実力だと、初見でのEnglish Journalのインタビュー音源の理解度は半分以下。

でも、精聴・リピーティング・音読し終わった後は、もやが晴れた様にクリアに聴こえるようになり、それが快感で楽しい。

これを続ければ、課題であるリスニング力がアップするのかな。

(引用:Twitter

英文スクリプトを見ながら再度音声を聞くことで、どの単語が聞き取れなかったのか、どの表現がわからなかったのかが明確となり、教材への理解を一層深めることが出来ます。

聞き流しでわからない部分を英文スクリプトで必ず確認する

ちなみに僕の場合、英文スクリプトを見ながら音声を聞いて、わからなかった部分や知らない表現などがあったらマーキングをすることで目立つようにしています。

英語学習はわからない部分がわかった時に英語力が上がるので、わからない部分をわからないままにしておくのは、やはり得策ではありません。

English Journalは聞き流しているだけで全部済めば楽な教材なのですが、実際にはこういう面倒くさい地道な作業こそが英語力に着実に繋がっていくわけですね。

③再度リスニング学習にコミット

English Journalのおすすめの勉強法のまず3つ目が、再度聞き流し学習に戻ってリスニングにコミットすることです。

まずは聞き流しでEnglish Journal全体を何度も聞いた後、実際に英文スクリプトを目で確認しながらわからない部分を確認し、そして再度聞き流し学習に戻るやり方です。

実はこうすることで聞こえる音声の視界がかなり変わっていることに気付きます。

最初の聞き流し学習時には、聞き取れる部分とそうでない部分がごちゃ混ぜの状態でリスニング学習をすることになっていましたが、その後に英文スクリプトをもとに内容を確認し、わからない部分の洗い出しを行ったことで教材の理解度が100%に近い状態になっているはずです。

リスニング学習にひたすらコミットする

この状態で再度聞き流し学習に戻ってみると、同じ英文でも聞こえる音声の理解度がかなり異なっており、より鮮明でクリアに聞こえる(理解できる)ようになります。

English Journalを使った学習方法としては、この状態に持ってくるのが1つの目標とも言え、教材の特徴を理解した上で音声と英文スクリプトをフルに使い切ることで最大限の効果を引き出すことが出来るわけですね。

ネイティブの生の音声を扱った本物の教材だからこそ、向いている学習方法とそうでないものがあるので、その違いを見極めて取り組んでいく必要があると言えるでしょう。

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English Journalの勉強法/対象の英語レベルとは?

ここからはEnglish Journal対象の英語レベルについて見ていきたいと思います。

ここまで本誌がどのような学習コンテンツを扱っているのか、またおすすめの勉強法について解説してきましたが、実際に本誌を使って勉強してみた僕の体感としては対象の英語レベルとしては以下が妥当だと感じました。

English Journalの英語レベル

英検準1級もしくはTOEIC730点

English Journalはもともと英検2級、TOEIC650点程度の英語学習者を想定して製作された教材なのですが正直な話、このくらいの英語力だとかなり厳しい内容だと思います。

というのが、僕がまだ英検2級レベルの時にEnglish Journalで勉強したら難しすぎて全く歯が立たなかったからです;^^

しかし、英検準1級が取れるだけの語彙力、TOEIC730点相当の文法力があれば本誌で扱っている内容はある程度理解出来ると言えますし、また前述で解説した聞き流し学習も十分に効果を感じられるはずです。

English Journalは通常の英語教材とは異なる性質を持っているので、効率的に学習を進めるためには最低限必要な英語力を備えている必要があると言えるでしょう。

English Journalの勉強法/デメリット

ここからはEnglish Journalデメリットについて見ていきましょう。

①効率的な英語学習には向いていない

まずデメリットの1つ目として、English Journal無駄なく効率的に英語を学びたい方には向いていないことです。

English Journalは有名人へのインタビューなどを通して、楽しみながら勉強できることをコンセプトとした英語教材です。

ネイティブの生の音声を聞きながらリスニング力を着実に高めることに比重を置いた教材であるため、例えば英語の資格試験の対策であったり、単語やイディオムを一気に効率的に覚えたい、といった勉強法としては向いていません。

効率的に語彙力を高めるには向いていない

TOEICや英検の対策をしたいのであれば、各種資格試験用に用意されている教材を別途利用した方が効率的に学習出来ますからね;^^

また、English Journalは楽しく勉強できるというメリットとは裏腹、毎回取り上げられる超名人やコンテンツによっては難易度にバラツキがあり、同じレベル・内容で継続的に学習を進めるには不効率なのかなと感じました。

English Journalはリスニング力の基盤を作る教材としては非常におすすめですが、その他の用途としては使いにくいと思います。

②継続的に学習・購入な必要

そしてデメリットの2つ目として、English Journal継続的に学習・購入が必要であるということです。

English Journalは毎号扱っているコンテンツが異なり、本編のインタビューやBBC音声とは別で英語学習者向けの特集が組まれることが多いです。

しかし、その内容が毎回変わりますし、またリスニング力をアップさせるという観点で言えば、同じ音声を何度も聞き続けることと同時に、やはり新しい音声を取り入れて聞き続けることも必要になるので、English Journalの継続的な学習・購入が必要になってきます。

学習効果を実感するには継続的な購入が必要かも

English Journalは月1回の月刊誌で1冊1,400円と決して高くはないと思いますが、購入を続ける場合は半年で8,400円、1年で16,800円となります。

僕自身はEnglish Journalを計3年ほど購読し、その結果としてTOEICではリスニング満点を取得することが出来たので支払った料金に対しての費用対効果は高かったと感じています。

このように英語学習は将来に向けた1つの自己投資と考えれば安いものですが、これが高いと感じる方にとっては使いにくい教材なのかなと思いますね。

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English Journalの勉強法/メリット

ここからはEnglish Journalメリットについて見ていきましょう。

①生の英語の音声に触れられる

まずメリットの1つ目となるのが、English Journalは何と言っても生の英語の音声に触れられることでしょう。

数ある英語教材の中でもネイティブの生の英語を収録したものは数が少なく、そのほとんどはプロのナレーションによって綺麗な音声で収録されたものになります。

例えば、TOEICの問題集の音声などは教材用として加工されているのですごくクリアで聞き取りやすいですが、実際のネイティブはあんな話し方はしません(笑)。

超名人へのインタビューで生の英語が学べる

しかしEnglish Journalの場合、ネイティブが普通に話すナチュラルスピードで収録されてますし、また誰もが知るような著名人の音声のみを収録しているため、やはりその音声の品質は随一と言えます。

特に毎号のインタビューで登場する著名人は様々なジャンルで活躍する人物が多く、その業界で使われている独自の語彙や表現を学ぶには良い教材です。

一般的な普通の英語教材に飽きてしまっている方であれば、English Journalはかなり手応えを感じるのでおすすめです。

②"ながら"学習に向いている

そしてメリットの2つ目となるのが、English Journal”ながら”学習に向いていることです。

ながら学習とは読んで文字のごとく、何かをしながら勉強することですが、English Journalは通勤やウォーキングといった他のことをしながらリスニング量を稼ぐのに向いています。

リスニング力を高めるためには正しい発音を学び、自身で実際に発声練習しながら体感的に身に付けることが必要ですが、そのベースとなるのは何と言っても英語を聞く絶対的な量が必要となります。

English Journalは"ながら"学習に最適

ながら学習であれば、普段の生活において英語の音声を流し続けることでリスニング学習の環境が作ることが出来るので、例えば僕の場合はiPodにEnglish Journalの音声を落とし込み、移動中やジムで筋トレをする際に常に耳に英語の音を入れるようにしています。

このように普段の隙間時間をフルに活用することで英語のリスニングの絶対量を増やすことが出来るので、English Journalはながら学習に向いていると言えるわけです。

③楽しく勉強できる

そしてメリットの3つ目となりますが、English Journalはやはり楽しく英語を勉強できるということです。

English Journalは英語学習のみならず、読み物の雑誌としての性質も兼ね備えているので毎回扱っている内容が新しく、とにかく飽きることがありません。

英語学習者向けのコンテンツ、著名人のインタビュー、BBCニュースといった肝となるコンテンツの構成は変わらないにせよ、その扱うトピックやテーマは毎回異なるので興味を持って楽しみながら勉強できるはやはり大きな魅力です。

楽しんで勉強出来るので続けられる!

単語帳や文法書のように知識を増やすことに重点を置いた学習であれば、楽しい・楽しくないといった感覚はありませんが、English Journalであれば映画、エンタメといった背景にある文化的な要素を取り入れながら学べるので興味を持って学習を続けることが出来るわけですね。

英語を学びつつも、楽しみながら継続できるのは大きなメリットと言えるでしょう。

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English Journalの勉強法/CNN English Expressとの違いを比較

ここまでEnglish Journalについて解説してきましたが、よくある疑問の1つとしてCNN English Expressとの違いは何?というものがあります。

CNN English Expressは朝日出版社より発行されているCNN局で実際に放送されたニュースを教材化したもので、何かとEnglish Journalと比較されることが多い王道のリスニング教材として知られています。

まず結論となりますが、CNN English ExpressとEnglish Journalは以下の点で異なっています。

※以下内容は僕自身の学習経験をもとに作成していますので公式のデータに基づくものではありません。

特徴CNN English ExpressEnglish Journal
1冊あたりの価格(税込み)1,263円1,417円
収録内容ニュース:8割
インタビュー:1割
その他:1割
話者による個人差が少ない
ニュース:2割
インタビュー:7割

その他:1割
話者による個人差が大きい
音声の質生の音声:7割
教材用の音声:3割
生の音声:9割
教材用の音声:1割
実践できる勉強法聞き流し:〇
音読:〇
シャドウイング:〇
聞き流し:◎
音読:△
シャドウイング:△
対象レベル英検準1級 or TOEIC730点以上英検準1級 or TOEIC730点以上
発行ペース月1回月1回
発行体株式会社朝日出版社株式会社アルク

上記表を見るとわかりますが、CNN English ExpressとEnglish Journalは同じリスニング用の教材であっても、収録している内容の比率が異なっていることがわかります。

CNN English Expressでは内容の8割近くがニュース記事が占めているため、理路整然とアンカーがニュースを読み上げるものが多いため、読みやすく整った英文が多く、音読やシャドウイングといった勉強法に向いています。

一方でEnglish Journalの場合、著名人のインタビューを本誌のメインコンテンツであることで会話ベースでの英文スクリプトが多いため、表現やアクセントは個人差が大きく、聞き流し学習に向いているという特徴があります。

いずれの教材も同じネイティブが話す本物の音声を扱っているという点では共通していますが、その性質が異なるので学習目的に合わせて使い分ける必要があると言えるでしょう。

English Journalの勉強法/悪い口コミ・評判

こからはEnglish Journal悪い口コミについて見ていきましょう。

今月のEJで、ディクテーションとシャドーイングは大切だということに気づかされました。

しかし、ディクテーション難しい!!!全然聞き取れない😢

#EnglishJournal #英語

(引用:Twitter

・特にありませんが、あえて言うなら私にとって値段が高いことでした。CD付きなのと、内容もおもしろいのでしょうがないとは思いますが。最後の方は、図書館で借りていました。ビギナーには入りやすいと思いますが、ビジネス英語には物足りないかなとも感じました。

・基本はインタビューなどなのでかなり砕けた話し言葉が多いです。用途によっては、もっとカッチリとしたリスニング教材を使った方がいい場合もあるかも。

(引用:みんなの英語ひろば

・構成はいつも通り。だから安心して取り組める。ただ、今は当初の予定を変えてでもコロナウィルスに関する内容に変えるべきでないかと思った。
これほど、今ほど、関心の高いテーマはないのに、まったく関係の無いテーマでほぼ構成されていて、時勢にまったく関係ないため、いまやらなきゃいけないという気持ちが強くわいてこない読者も多々居ると思う。今まさに問題となっているテーマを扱うことで、それを求めている学生、社会人にとっては定価以上に払ってでも買いたいと思わせる本になると思う。ただいつの頃からか始まったEJレクチャーは英語力と教養が同時に身につくし、内容が面白いので今はトップスインタビューよりも楽しみになっている。

・Kindleで購入したが、紙面を画像で撮っただけで、Kindle版になっていない、これでは字が小さすぎて読みにくい!

(引用:Amazon レビュー

上記の口コミをまとめると以下のことが言えますね。

English Journalの悪い口コミ

・英語が聞き取れない

・値段が高い

・ビジネス英語には物足りない

・砕けた話し言葉が多いので用途によっては普通のリスニング教材の方が良い

・Kindle版が使いにくい

English Journalの勉強法/良い口コミ・評判

ここからはEnglish Journal良い口コミについて見ていきましょう。

独学で英語力向上のために活用した方が良い素材は、

・English Journal
・CNN English Expressです。

私は10年前から使っています。
(ここ2~3年はあまり使っていないですが)

特に映画好き、有名人が好きならEJはオススメです。

ニュースが好きならCNNの方ですね。

月刊なので、習慣にもなる。

(引用:Twitter

【English Journal】
というアルクが出している雑誌ご存知ですか?

多様な分野にフォーカスして英語学習の助けになることを目的とした雑誌です。

面白いのが、有名な俳優さんや女優さんのインタビューが聞けるCD付きだという所です!

英語学習の息抜きに購入してみてはいかが😋

(引用:Twitter

・有名人のインタビューや外国の生活コラムなど、興味を持って読むことができます。また、TOEICや英検などのジャンル別の対策なども載っており、息抜きにぴったりな読み物だと思います。時事にも通じているので、ビジネスにも役立つと思います。CD付きです。

・リスニング練習と多読のために使っていました。毎月の内容が有名人のインタビューや講演など、とても面白かったです。アンハサウェイのインタビューを聞いて、彼女の映画を観るなどして楽しんでいました。英語の学習法についても記事が多くてためになります。

(引用:みんなの英語ひろば

・今月の特集はカナダ、オーストラリア、インド、シンガポール、アイルランドなどアメリカやイギリス以外の英語の特徴はどのようなものかがその国のネイティブの人が英語で説明していて、アメリカ英語との違いがよくわかる。仕事で英語を使う人はいつもアメリカ人やイギリス人ばかりと話してるわけではなく、むしろこの2カ国以外の人たちと話すことの方が多いと思う。そのような場合に備えて今回のような特集はその準備としても役に立ってくれる。出来ればもっと対象国を増やして、イギリス以外のヨーロッパ各国やアメリカ以外のアメリカ大陸各国もやってほしい。そう言った特集を望んでいる読者は少なくないと思う。

・特集という割にはそこまでの量もないが、アメリカの大統領、元大統領のスピーチを聞くことができる。やっぱりオバマ元大統領は教養の高さを感じさせる英語および話し方で、ただ、それが逆に聞き取りにくかったりする。それとは反対にトランプ大統領は内容もわかりやすく、単純な同じ言葉を繰り返したりするので聞き取りやすい。理解度で言えば後者が上になる。大統領の演説はよく1冊の本として、出てるが、それだとちょっとヘビーすぎるという読者にはちょうどいいかと思う。ほかにも様々なレベル、内容の英語が収録されており、あきずに聞けると思う。英検1級用のリスニング教材としても十分使える。

(引用:Amazon レビュー

上記の口コミをまとめると以下のことが言えますね。

English Journalの良い口コミ

・有名人のインタビューや外国の生活コラムなど興味を持って読める

・TOEICや英検対策のコラムもあるので息抜きに丁度良い

・英語の学習法についても記事が多くてためになる

・同じ英語でも国によっての違いを解説していて役に立った

・英検1級用のリスニング教材としても十分使える

English Journalの勉強法/まとめ

今回は英語雑誌のEnglish Journalについて、その内容や具体的な勉強法についてまとめてみました。

あらためてEnglish Journalのおすすめの勉強法についてまとめておきましょう。

おすすめの勉強法

  • 基本は聞き流し用教材として活用(多聴)
  • わからなかった部分を確認・学習
  • 再度リスニング学習にコミット

やはりEnglish Journalはリスニング力を高めるためにコミットするべき教材です。

ネイティブの生の音声をふんだんに盛り込んだ教材は他にはないので、ところんその音声に向き合って耳を鍛え上げることに特化すべきです。

リスニング力を高めるには継続が重要であり、やはり簡単ではありませんが、English Journalが大きな助けとなるのは間違いないと言えるでしょう。

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