※この記事は上記の疑問を持つ方向けに書いています。
こんにちは、KAZ(@kaz_lifesurf)です。
急な海外出張が決まってしまったり、英語を使った仕事にキャリアチェンジしたい、もしくは昇進する上で英語力アップを求められているなど、ビジネス英語の習得を求められている方も多いのではないかと思います。
この記事では、ビジネス英語を習得する上で効果的な学習方法についてまとめています。
まず先に結論となりますが、ビジネス英語を習得する上で重要なポイントは以下の3つです。
ビジネス英語の効果的な学習方法
・基礎英語力の強化(英検準1級、TOEIC800点)
・ビジネス英語に特化した定型表現を学ぶ
・実践形式でビジネス英語を学ぶ
上記の詳細については記事の方で触れていきますね。
この記事を読むことで、どのようなビジネス英語を学んだら良いのかよくわかるはずですよ。
早速始めていきましょう。
ビジネス英語の勉強法/必要な英語力とは?
まずはビジネス英語で実際に求められる英語力について解説していきます。
実は僕自身、これまで英語を使う仕事をいくつも経験してきており、同僚や上司にアメリカ人やイギリス人、時には中国人、ブラジル人、タイ人、フィリピン人など他の外国人と一緒に仕事をしたこともあります(主なコミュニケーションツールは英語)。
その経験上言えることなのですが、一般的に仕事で求められるビジネス英語の英語力とは以下のようなものです。
仕事で求められるビジネス英語
・メールの英語を作成できる
・英語で同僚や上司とやり取りが出来る
・英語で電話対応が出来る
・英語で文書やマニュアルが作成できる
・会議に参加して英語で議論できる
・英語でプレゼンが出来る
かなりザックリではありますが、上から下へいくにしたがって難易度が上がっていく感じです。
もちろん、上記の他にも仕事で使う英語はもっと色々なシチュエーションが考えられると思います。
英語を使う仕事とは一言に言っても様々なものがあるので、一概に言えません。
仕事によってはメール対応のみでスピーキング対応はなしのものがあったり、メール対応に加えて電話対応が必要なものがあったり、外国人と同じオフィスで一緒に働いているのであれば日常的に英語でコミュニケーションを取る必要があるでしょう。
当然求められる英語力もそれぞれで変わってくるでしょうから、各ステージ毎に自身に必要な英語力を身に付けるのが良いのですが、一般的にビジネス英語で通用する英語力と言えば、英検準1級かTOEIC800点程度と言われることが多いです。
このくらいの英語力があれば、上記6つのタスクを一通りこなせるだけの英語力が最低限備わっていると言えると思います(もちろん別途ビジネス英語の勉強が必要です)。
ビジネス英語の勉強法/具体的な学習方法
ここからは具体的なビジネス英語の学習方法について見ていきましょう。
ビジネス英語を効果的に身に付けるためには、以下3つを軸に学習を進めていくのが効果的です。
ビジネス英語の効果的な学習方法
・ビジネス英語特有の定形表現の暗記
・基礎英語力の強化
・実践形式でのアウトプットの練習
それぞれさらに深堀りしていきます。
①ビジネス英語特有の定形表現の暗記
ビジネス英語を習得する上で効果的な学習方法の1つ目が、ビジネス英語特有の定型表現の暗記です。
ビジネス英語と日常英会話の大きな違いは、特有の表現があるかないかの違いです。
日本語でもビジネスにおけるメール送付では冒頭で「各位」や締めで「以上」などを付けたりしますよね。
英語でも全く同じで、ビジネスで使う改まったニュアンスのある固有の定型表現があるのです。
上記の「各位」であれば「Dear All,」や「以上」であれば「Regards,」といった具体です。
ビジネス英語はあらかじめ決まった固有の単語やフレーズが存在するので、それを暗記して使いまわすだけで実は十分通用します。
TOEICの点数は高いけれどビジネス英語が下手な人は、単にビジネス英語に特化した勉強が不足している可能性が高いです。
ビジネス英語を効果的に学習するためには特有の定型表現を暗記するのが最も近道です。
②基礎英語力の強化
ビジネス英語を習得する上で効果的な学習方法の2つ目が、基礎英語力の強化です。
ここで言う基礎英語力とは単語、文法、発音のことです。
ビジネス英語を身に付けるためには特有の定型表現を暗記するのが最も近道なのですが、そもそも基礎的な英語力がある程度ないと効果的に学習することが出来ません。
その基礎英語力を推し量る指標の1つとして、前述の英検準1級かTOEIC800点が取れるくらいの英語力となるわけです。
英語の単語や文法について十分な知識があるのであれば、あとはそれに上乗せしてビジネス英語特有の表現を学んでいけば良いだけですので、すでに十分な英語力がある方であれば定型表現を覚えることに注力した方が良いです。
もし現在の自身の英語力が上記の指標を下回っているようであれば、ビジネス英語特有の定型表現を覚えるのと同時に基礎英語力強化にも取り組んでいきましょう。
③実践形式でのアウトプットの練習
ビジネス英語を習得する上で効果的な学習方法の3つ目が、実践形式でのアウトプットの練習を積むことです。
ビジネス英語を習得するには、やはり実際に仕事で使ってみるのが一番勉強になります。
実践を通して英語を使うと緊張感を持ちながら学ぶことが出来るので、頭へ知識として残りやすくなります。
しかし、これからキャリアチェンジして英語を使う仕事へ転職したいと考えている方など、現在の仕事で英語を使う機会がない方も多いかと思います。
その場合、効果的にビジネス英語のアウトプットの練習が出来る外部のサービスを利用するのがおすすめです。
現在では、インターネットを通して英語学習が出来る環境を気軽に手に入れることが出来、ビジネス英語に特化した優れたサービスも数多くリリースされています。
無料で使えるものが多い一方、有料でさらに実践的なサービスを提供しているものもあるので、自身の学習目的や予算に合わせて利用していくのが良いでしょう。
ビジネス英語の勉強法/おすすめの英語学習サービス
ここからはビジネス英語を習得する上でおすすめの英語学習サービスをご紹介していきます。
①オンライン英会話
まず1つ目がオンライン英会話です。
オンライン英会話とは、インターネット経由で海外に在住する外国人講師から格安でオンラインレッスンを受けられるサービスです。
従来の通学型の英会話教室とは異なり、非常に安い料金で受けられるのが大きな魅力であり、1レッスン200~300円ほどで受けられるものが多いです。
現在では数多くのオンライン英会話がリリースされていますが、ビジネス英語に強いオンライン英会話もあり、他社とは異なる独自の教材・カリキュラムを用意しています。
特に在籍する講師の品質が非常に高く、そのほとんどがBig 4に代表されるような世界的な会計事務所や大手の外資系企業での勤務経験があるビジネス経験者が多く在籍しているのが特徴です。
実際のビジネスの現場で使われていた生のビジネス英語を学べるだけではなく、生徒の英語力を高めようとバシバシとフィードバックを返してくる熱心な講師が多いのも特徴であり、ビジネス英語のみならず本気で英語力を高めたい方にはおすすめ出来ます。
②英語アプリ
そして2つ目が英語アプリです。
英語アプリとはスマフォ1つで英語学習が出来るアプリケーションです。
学習目的に合わせて実に様々な英語アプリが用意されているのが特徴であり、単語、文法、リスニング、スピーキング、ライティングでそのラインナップは非常に豊富です。
英語アプリの中でもビジネス英語に強いアプリが存在しており、様々なビジネスシーンを想定した定型表現の音読トレーニングやシャドウイング、また豊富なダイアログを通してリスニングのトレーニングを行えるものがあります。
英語アプリの多くは無料で利用できるものが多いですが、有料で課金することでより優れた機能を使えるようになるのが一般的であり、ビジネス英語に特化した英語アプリに関しても有料のものが多いです(とは言っても月1,000~2,000円程度)。
隙間時間さえあればどこにいてもスマフォで勉強出来てしまう上、そのお手軽さとは裏腹、かなり本格的な内容となっているのでビジネス英語を本気で身に付けたい方であれば積極的に活用していきたいところですね。
③ビジネス英語の参考書
そして3つ目がビジネス英語の参考書です。
やはり何だかんだ言って参考書でビジネス英語を学ぶのは王道です。
ビジネスシーンで頻繁に使用する単語や定型表現が網羅的にまとめられているので、効率的にビジネス英語を学ぶには打ってつけだからです。
参考書の場合、同じビジネス英語とは言ってもメールの書き方、電話対応、ディスカッション、プレゼンなど学習目的に応じて参考書が別に用意されているのが一般的です。
ビジネス英語の中でも、今の自身が学ばなくてはいけない分野が何なのか明確にすることで、それに合わせた参考書を選ぶことが出来るので少ない時間で効率的に学ぶには多くのメリットがあります。
現在ではビジネス英語の参考書は数多くリリースされており、そのラインナップは非常に豊富であるため、アマゾンや楽天といったオンラインストアで試し読みをした上で自分に合うものを選ぶと良いでしょう。
ビジネス英語の勉強法/まとめ
今回はビジネス英語の学習方法についてまとめてみました。
再度、ビジネス英語を学ぶ上で重要な3つのポイントについておさらいしておきましょう。
ビジネス英語の効果的な学習方法
・基礎英語力の強化(英検準1級、TOEIC800点)
・ビジネス英語に特化した定型表現を学ぶ
・実践形式でビジネス英語を学ぶ
ビジネス英語はその使う用途やシーンによって様々なケースが考えられますし、また仕事によって求められる英語力も大きく変わってきます。
まずは今の自身がビジネス英語でどの分野を学ばなくてはいけないのか明確にし、それに合わせた参考書や各種サービスを利用していくことが重要となりますね。