こんにちは、KAZ(@kaz_lifesurf)です。
毎日会社に行くのが辛い、仕事を辞めたいけどどうしたら良いかわからない、という方は非常に多いのではないかと思います。
この記事では仕事を辞めたくなった時のおすすめの対処法についてまとめています。僕の実体験も交えて解説していますので、ぜひ参考にしていただければと思います。
まず先に結論となりますが、仕事を辞めたくなった際の対処法は以下3つしかありません。
仕事を辞めたい時の対処法
- 現状の改善を試みる
- 休暇を取り、仕事から離れる
- 転職する
上記の詳細については記事の方で解説していきます。
この記事を読むことで仕事を辞めたい時の具体的な対処法について、よく理解できるはずですよ。
それでは始めていきましょう。
仕事を辞めたい5つの理由
ここからは仕事を辞めたい5つの理由について見ていきましょう。
①給料の低い
まず1つ目の理由となりますが、給料の低いからです。
恐らく仕事を辞める主な理由として常にトップに上がってくるのが給料が安いからなのではないでしょうか。
仕事で決められている時間単価あたりの給料が安いため、いくら労働時間を重ねても給料が上がりませんし、自身の生活レベルを上げるためには給料を上げることが必要となります。
給料が低い理由としては、その仕事の専門性が低いことやその仕事の結果として得られる売り上げが低いこと、また需要が少ないなど実に様々な理由があげられるでしょう。
もちろん、SES企業や介護職など需要は大きいが業界的な構図として給与が上がりにくい仕事も多いため、給料の安い要因を一つに限定するのは無理があります。
いずれにせよ、仕事を継続する上では自身の生活レベルにあった必要以上のお金を稼げていることは必須であり、それが満たせないのであれば転職を検討に入れて仕事を一旦辞めるという選択肢も出てくるのではないかと思いますね。
②人間関係が悪い
そして2つ目の理由となりますが、人間関係が悪いからです。
実は人が仕事を辞める最も多い理由のトップとして君臨するのが、この人間関係が悪いことによるものです。
上司や同僚との人間関係に亀裂が生まれてしまい、仕事を継続することが苦痛になってしまうケースというのは誰しもが経験しているのではないかと思います。
僕自身も過去を振り返ってみると会社員時代の仕事を辞める最も多い理由が人間関係だったなと思い当たる節があります。
逆に多少なりとも給料が安くても人間関係さえ良ければ長く働き続けられた仕事もありましたので、人間関係が良いか悪いかはお金以上に重要な意味を持つと感じています。
人間関係が一度こじれてしまうと意識的に改善を試みないと直すことは難しいでしょう。お互いに歩み寄り、状況を改善していく必要があるため、仕事を変えてしまって人間関係をゼロからやり直した方が早いのかもしれませんね。
③仕事内容が合わない
そして3つ目の理由となりますが、仕事内容が合わないからです。
本来、仕事の内容については面接の段階で説明があり、採用の段階で決められた業務をこなすことが決まっているので、自身のスキル・経験に合った仕事をすることになる場合がほとんどです。
しかし、会社内での部署の移動や入社した後の業務量の増加などによって本来の仕事内容が変わってしまい、自身のスキルや経験と合わなくなってしまうことはあり得ます。
また、面接段階から同じ仕事内容であっても未経験で応募している場合、そもそもその仕事が向いていないということも可能性としては十分にあるでしょう。
いずれにせよ、自身に合っていない仕事は会社からしても売り上げを上げにくい要因になりますし、また自身に対しても仕事で成果を出せないことで負い目を感じてしまうなどのデメリットが大きいため、転職をするという選択肢が生まれてくるのは当然と言えますね。
④労働時間が長い
そして4つ目の理由となりますが、労働時間が長いからです。
一般的にほとんどの業種や職種、雇用形態に関わらず、1日8時間労働、月換算で160時間ほどを目途に働いている方が多いのではないかと思います。
しかし、残業が多く発生する現場では時間外労働として月40時間、多ければ100時間以上と多くの時間を取られてしまうこともあり、結果としてメンタルを病んでしまうことも珍しくありません。
人の時間は有限であり、労働時間が長ければ長いほどプライベートでの時間が無くなってしまうため、ワークライフバランスを考えた生活を送る上では大きな障害となります。
僕自身もかつてはネットワークエンジニアとして運用監視の仕事をしていたことがあるのですが、月の労働時間が常時200時間を超えるような状況でとてもプライベートが充実しているとは言えませんでした。
働くことは生活する上で必要不可欠ですが、身体を壊すほどの長時間労働を強いられる状況であれば退職した方がベターと言えるでしょう。
⑤社風が合わない
そして5つ目の理由となりますが、社風が合わないからです。
新しい仕事が決まった後は早く働きたくてワクワクするものですが、いざ入社してみたら会社内の雰囲気が自身のイメージと違った、なんてことはよくあることです。
ほとんどのケースにおいて社風が自身がイメージしたものと多少異なっていたとしても働く上では対して問題にならないことが多いですが、稀に社風が合わな過ぎて業務に支障が出てしまい、退職を考えてしまうほど状況が悪化することもあります。
1つ例を挙げるとすると、その会社が社訓として日本古来からの考え方を踏襲しており、従業員に忠実に守らせるなどが当てはまるでしょう。
僕が実際に働いていた会社を例に出せば、朝一番での社訓の読み上げから始まり、挨拶の仕方や服装、髪型まで会社のルールとして守る必要があり、働く上で非常に窮屈な思いをしました。
また、その会社の経営体制が基本的にトップダウンの構造となっていることで従業員の意見が通りにくい風通しの悪さもあり、働きにくいと感じる人も多いのではないかと思います。
短期間での就労であれば社風が合わないことは我慢できるでしょうが、5年、10年といった長期での就労を考えるのであればやはり退職を検討するのは病むを得ないと言えるでしょう。
仕事を辞めたい時の3つの対処法
ここからは仕事を辞めたい時の3つの対処法について見ていきましょう。
①状況を改善できないか模索する
まず1つ目の対処法となりますが、状況を改善できないか模索することです。
現在の仕事を辞める前に状況を改善することで辞めずに済む方法がないか、まずは模索するのは得策と言えるでしょう。
例えば、仕事内容に不満があるのであれば上司に相談することでタスクの割り振りについて変えてもらえる可能性があります。特に大きな企業で働いている場合、部署移動に伴って仕事内容が大きく変わってしまうことは多く、その度に新しい仕事を覚える必要があります。
新しい環境でも柔軟に対応できる人であれば良いのですが、人によっては必ずしもそうでないため、新しい仕事を習得するのに大きなストレスを抱えてしまう可能性があります。
職場での状況の変化により、本来やるべき自身の仕事が出来ていないことで退職を検討するのであれば、まずは状況を改善できないか試みてみましょう。
②休暇を取り、仕事から離れる
そして2つ目の対処法となりますが、休暇を取ることで仕事から離れることです。
実は仕事を辞めたいと感じる大きな原因として、労働による心身の過度な疲労から来ていることが少なくありません。
会社の業務に追われた忙しい日々を送ることで疲労が蓄積し、本来辞めなくても済む仕事であっても嫌になってしまうことがあります。
この場合は1週間~1ヶ月ほどの休暇を取り、仕事から離れてみるのがおすすめです。連日仕事で忙しい日々を送っていると正しい判断能力が奪われてしまい、自身を取り巻く環境や人生における目的を見失いがちになります。
これは僕自身も経験がありますが、休暇を取ると客観的に自身の生活を見直すきっかけにもなり、今抱えているストレスの原因が実は仕事だけに依存していないことに気付くことがあります。
休暇を取り、自身の生活を改めて見直すことで気持ちを切り替えて仕事に向き合うことが出来るため、疲れたと感じたら少しの期間でも仕事から離れてみるのが良いかと思います。
③転職する
そして3つ目の対処法となりますが、転職することです。
極論を言ってしまえば、転職することで現職に対するあらゆる不満は一掃することが可能です。
仕事内容が合っていない、人間関係が上手くいっていない、給与が安い等、今の仕事に対する不平不満は働く会社を変えることで一気に解決出来てしまう可能性が高いからです。
しかし、転職によって全てが解決されることもあれば逆に状況が悪化するケースもあるため、注意が必要です。
特に給与については転職活動の時点で次の企業からいくら貰えるのか明示されるので分かりますが、人間関係については実際に入社してみないとわからないからです。
人間関係がこじれて現職の辞めるのであれば、次の職場でもまた同じことが起きないと言えないため、自身の性格を考慮して仕事選びに注意を払う必要があると言えるでしょう。
仕事を辞めたい時の判断ポイント
ここからは仕事を辞めたい時の判断ポイントについて見ていきましょう。
①状況の改善が見込めない時
まず1つ目の判断ポイントとなりますが、状況の改善が見込めない時です。
仕事を辞めたいと思うのは必ず何かしらの問題が発生しているからなのですが、その問題を解決しようと試みたにもかかわらず、状況が改善されないようであればやはり退職する判断ポイントになります。
例えば、職場に高圧的な嫌な上司がいるのであれば、解決する手段として本人のさらに上司に当たる役職に付いている人に相談するなどがあるかと思います。
しかし、いざ相談してみたは良いが状況が変わらない、また本人に直接直談判してみたけれど態度を改めない、といったケースも考えられるでしょう。
この場合は残念ながら仕事を辞めた方が良いです。自身が取れるあらゆる手段を試した上で状況が変わらないのであれば、働く会社を変える以外に方法はありません。
②仕事を続けることが精神的に辛い時
そして2つ目の判断ポイントとなりますが、仕事を続けることが精神的に辛い時です。
働く上で精神的に辛い場面は状況によって様々かと思いますが、大きく分けると仕事の内容が辛くて続けられない場合、そして人間関係が上手くいっておらず続けられない場合があるのではないでしょうか。
いずれにせよ、その仕事を続けることで精神的にダメージが大きいのであれば、やはり退職を検討する必要があると言えるでしょう。
実は精神的な苦痛は肉体的なものに比べて深刻なケースが多く、最悪の場合はうつ病が発症してしまう可能性があります。うつ病になってしまうと今後の人生に大きなハンディキャップを抱えてしまうことになるため、どうしても避ける必要があります。
仕事を続けるのがどうしても精神的に辛いのであれば、早々に退職を検討することをおすすめします。
③既に次の仕事が決まっている時
そして3つ目の判断ポイントとなりますが、既に次の仕事が決まっている時です。
退職する上で一番ベターと言えるのが、この既に次の仕事が決まっている場合です。理由としても非常に前向きですし、次の職場が既に決まっているのであれば安心して仕事を辞めることが出来ます。
一般的に転職する際も次の仕事を見つけた上で辞めるのが良いと言われるのも、万が一、仕事が見つからなかったケースを避けることが出来るためです。
人によっては先に仕事を辞めてしまい、その後で転職活動を開始する人もいますが、必ずしも期限内に仕事が見つかるとは限らないことを念頭に置いておく必要があります。
今の仕事に何かしらの不満があるのであれば、まずは次の仕事を見つけた上で辞めるのが良いでしょう。
仕事を辞めたい/辞める時のリスク
ここからは仕事を辞める時のリスクについて見ていきましょう。
①すぐに転職できない可能性がある
まず1つ目のリスクとなりますが、すぐに転職できない可能性があることです。
既に次の仕事が決まった上で退職するのであれば良いのですが、状況によっては退職を優先しなければいけないケースがあるでしょう。
特に今働いている会社がブラック企業で継続的に働くのが困難であれば、まずは退職することを優先し、転職は後回しにしなければいけないケースが考えられます。
しかし、次の仕事を見つけずに退職するのであれば最悪の場合、無職期間が出来てしまう可能性があります。無職期間が出来ることで給料が入ってこないリスクがあるため、貯金を切り崩しながらの生活を送ることになります。
まとまった貯金があるのであれば良いのですが、人によっては貯金ゼロの状況で退職するケースもあるため、次の仕事を見つけずに転職するのはかなり大きなリスクと言えるでしょう。
②給与が下がる可能性がある
そして2つ目のリスクとなりますが、給与が下がる可能性があることです。
これは転職先の仕事内容に大きく関係していますが、今までやってきた仕事と関連性が薄く、これまでの経験を活かせないことで実質的に未経験扱いとなってしまい、給与が下がる可能性があります。
労働市場において給与が上がるタイミングは、会社員であれば社内評価によって昇進や異動をきっかけに昇給する場合、そして転職する場合の大きく2つに分かれるかと思います。
いずれにおいて現在の仕事でのパフォーマンスが評価された上での給与アップとなるため、新しい業種や職業へのチャレンジであれば給与が下がってしまうケースがあります。
転職するほとんどのケースにおいて現職と関係がない仕事に就くことは稀かと思いますが、新しい業界で働くことを検討しているのであれば給与が下がってしまうことは年頭に置いておきましょう。
③経歴に傷が付く可能性がある
そして3つ目のリスクとなりますが、経歴に傷が付く可能性があることです。
退職によって経歴に傷が付くのは、ほとんどの場合で短期離職のケースが当てはまります。
特に3ヶ月や6ヶ月といった1年以内での退職は短期離職と考えられる傾向が強く、会社によっては前職が3年以上の継続勤務でなければ採用の基準とならないといった条件を付けている場合もあります。
多様な考え方が一般化した現代において短期離職に付きまとう悪いイメージは一昔に比べて緩和されたとは言え、まだまだ古い考え方に囚われている企業も多く存在しています。
もちろん仕事内容や給与に満足し、人間関係も良好であれば3年、5年と継続的に働くのは何の問題もないはずですが、短期間で仕事を辞めてしまっていることで何かしら問題があると思われていてもおかしくはありません。
仕事を今すぐ辞めたい方には退職代行がおすすめ
ここからは仕事を今すぐ辞めたい方には退職代行がおすすめの理由について見ていきましょう。
①依頼したその日に会社を辞められる
まず1つ目の理由となりますが、退職代行は依頼したその日に会社を辞められることです。
一般的に退職するには希望日の一ヶ月前までに会社側に伝えるように定めていることが多いですが、あくまで会社独自のルールであり、法的な拘束力はありません。
退職は法的には2週間前までに会社側に申し出る必要がありますが、退職代行を利用することで欠勤扱いとなり、実質的に依頼したその日から会社に行く必要がありません。
特に退職の理由が人間関係の悪化であったり、ブラックな労働環境にある場合、一刻も早くその会社から脱出したいと考えるのは普通なのではないかと思います。
今すぐ会社を辞めて早く今の職場から抜け出したい方であれば、退職代行は非常におすすめ出来るサービスです。
②希望に沿った円満退社が実現できる
そして2つ目の理由となりますが、退職代行は希望に沿った円満退社が実現できることです。
退職代行はサービスによって民間企業、労働組合、弁護士法人が運営しているものに大別され、民会企業が運営する代行サービスだけは退職に関して会社側と交渉することが出来ませんが他2つに関しては可能です。
労働組合もしくは弁護士法人が運営する退職代行サービスを利用すると本人に代わって会社側へ退職の意思を伝えるのに加え、有休消化や未払い給与の支払い、退職日の設定といった交渉を行うことが出来ます。
これらの手続きを退職代行を利用しないで自分一人で行うのはかなり億劫ですし、特に人間関係が悪化していたり、ブラックな労働環境であれば尚更、自身の希望が通らないことは予想出来ます。
退職代行を利用することで自身にとって有利な状況化で円満に仕事を辞めることが出来ますので、これは使わない手はないでしょう。
③転職活動もサポートしてもらえる
そして3つ目の理由となりますが、退職代行は転職活動もサポートしてもらえることです。
退職代行サービスの中には転職エージェントと提携しているものがあり、退職のみならず短期で離職した方向けの転職サポートを行っているものがあります。
一般的に短期離職は転職活動における面接でもマイナスな印象を持たれやすいのが一般的ですが、退職代行経由での転職サポートでは考慮されず、すぐに次の仕事を見つけられるのは大きな魅力です。
転職サポートでは本人の希望を聴取し、これまでの経験を考慮して適切な仕事につなげてくれるため、適当な仕事を紹介されることがないのは大きな安心と言えますね。
なお、退職代行を利用するのであれば退職代行モームリがおすすめです。他社サービスよりも料金が安く、労働組合が運営していることで依頼者の意向に沿って会社側と交渉が可能であり、退職後の転職サポートが充実しています。
また、退職代行モームリは24時間体制で運営しており、夜間早朝の依頼でも迅速に対応することが出来ます。興味がある方はLINEで気軽に相談してみるのが良いでしょう。
仕事を辞めたい/まとめ
本記事では仕事を辞めたい方向けに対処法を具体的に解説してきました。
ここであらためて仕事を辞めたい時の対処法についてまとめておきましょう。
仕事を辞めたい時の対処法
- 現状の改善を試みる
- 休暇を取り、仕事から離れる
- 転職する
極論を言ってしまえば、仕事を辞めたくなってしまった時は辞めて転職するのが早いです。
仕事を辞めずに現状の改善を試みる、休暇を取って仕事から離れることも選択肢としてはありますが、ストレスの原因ともなっている会社と人が変わらない限り、状況が変わることはあまり期待できません。
仕事を辞めずに自身で出来ることをやり尽くしたが状況が変わらないようであれば、潔く次の仕事を見つけるのが良いでしょう。